塗装の基礎知識
施工エリア:東京都内/世田谷区・目黒区・渋谷区・新宿区・杉並区・大田区・品川区・港区・中野区・豊島区・中央区・江東区・文京区・練馬区・千代田区・荒川区・葛飾区・足立区・墨田区・北区・板橋区・台東区・調布市・府中市・三鷹市・狛江市・武蔵野市・小金井市/アパート・マンション 戸建ての外壁塗り替えや防水工事、鉄部の塗装、外壁コーキング、室内塗装、店舗の塗装も低価格・高品質のペンキ屋むさしにお任せください。

塗替えのタイミング

排気ガスや風雨、強い日差し。外壁や屋根は思った以上に傷んでいます。「ウチはまだ大丈夫!」と放っておくと傷みが建物全体に広がってしまい、単なる塗替えでは足りず大掛かりなリフォームが必要になってしまいます。適切なメンテナンスで建物の寿命を延ばしましょう。

外壁・・・築7〜10年

紫外線や排気ガスによって、触ると粉が付着したり、色が褪せてきたら塗替のサイン。
ヒビ割れも早期塗替えで解決します。

屋根・・・築6年〜8年

他の箇所に比べ、変色や剥がれの劣化が早いのが特長です。
部分的に割れたり反り返ってきたら塗替えのサインです。

鉄部・・・3年に1回程度

劣化の大きな原因である鉄部のサビ。放っておくと除去にとてもコストがかかります。

木部・・・5年に1回程度

腐食が進むと虫が発生し、雨漏りの原因になります。
色ツヤが褪せたり、塗装がはがれてきたら塗替えのサインです。

防水・・・5年に1回程度

雨漏りが原因でカビや藻が生えてきたら要注意です。
すでに漏れている場合は早急な止水工事が必要です。

実際にチェックしてみましょう

建物が老朽化しているかどうかの判断はなかなか難しいものですが、 見ただけで分かる症状がいくつかあります。
自宅の外壁に次のような症状が見られたら塗り替えの時期かも知れません。

●壁面にひび割れ(クラック)がある
ひび割れ(クラック)時間と共にひび割れが大きくなったり、ひびの太さがおよそ0.3mm以上の場合は構造クラックの可能性が高いと思われます。
ひび割れから雨水などが入ると基礎内部の鉄筋を錆びさせたり、内部が腐りやすくなったりするので早急に補修が必要です。
また、塗膜に裂け目が出来る現象で、塗膜表面の浅い細かいひび割れのことをヘアークラックと呼びます。
床下通気口などの角になる部分に発生しやすく、深度は浅いため早急に補修が必要というわけではありません。

●手で壁を触ると白い粉のようなものがつく(チョーキング)
白亜化現象とも言われ、雨・風・太陽光線(紫外線)、熱などにより塗膜が分解して、表面が次第に白い粉状になる表層劣化のことです。

●外壁の塗装膜にはがれがある
塗膜が付着力を失ったため、素地から離れてしまう現象を言います。大きなはがれをスケイリング、小さなはがれをチッピング、連続はがれをピーリングといいます。

●カビや苔・藻が発生している
年月と共に、塗膜劣化により塗膜表面に汚れが付着しやすくなります。日当たりの悪い場所にはコケやカビが発生します。
金属製のものであれば腐食や、周囲の物質との関係で引き起こされるサビなどの現象が発生します。

最終的にお得な塗替えとは?

外壁塗装のプランはたくさんありますが、価格だけで選んではいませんか?そのときは安く済んだとしても、またすぐに外壁の塗り替えが必要になる場合もあります。プランを選ぶときは目先の価格の安さではなく、将来的にかかるトータルの費用を考える必要があります。外壁や屋根の塗り替え、設備の補修や交換など、家は想像以上にメンテナンス費用がかかるものです。
例えば、塗料選びはとても重要です。アクリル塗料は非常に安く済みますが、耐用年数が短いため何度も塗り替えが必要になり、最終的には値段の高いシリコンやフッ素塗料よりもトータルの費用が高くつくことがあります。トータルの費用を安くおさえるには、ただ安いからという理由で選ぶのではなく、5年、10年後の状況、今後の計画を踏まえてベストな塗料を選ぶことが大切です。

トラブルを避けるために

『想像していた仕上がりとまったく違う!』 『最初の見積と請求された金額が違う!』 『説明があやふや。もしや騙されているんじゃ・・・』
テレビや雑誌でも何かと取り上げられる最近の悪徳業者のトラブル。お客さまの信頼は薄れる一方です。
「今思えば、異常な安さだった・・・」と後悔しないように。
傷んだり腐食している箇所をまず修復するのが塗装の基本。
ところが、傷を塗り隠すことで修復作業を省き、低価格を謳う業者が多いのも現状です。
一見きれいに見えても1〜2年で剥がれるなど、逆に傷みがひどくなるケースもあります。
確かに「安い価格」は魅力的です。しかし異常に安い場合は作業工程の「何か」が省かれていると疑った方が賢明です。

【ペンキ屋むさしの対策10項目】
1.工事をしないとどんな問題が起こるか?を丁寧にご説明します
2.最終的に何にいくらかかるのか?明朗なお見積書をご提示いたします
3.仕上がりがイメージできるような実際のサンプルをご用意いたします
4.しつこい電話営業や訪問営業などは一切行いません
5.必要のない無駄な工事は「必要はありません」とお話します
6.依頼された工事は、当社が責任をもって直接塗装工事を行います
7.大手と同じ塗料なら20〜30%リーズナブルな価格で工事をいたします
8.見た目だけの塗装や、お住まいの寿命を縮める工事は一切いたしません
9.事前診断に力を入れ、工事が必要な箇所、不要な箇所を明確にします
10.必要な作業を省略することは職人のプライドにかけていたしません

業者選びのポイント

業者選びのポイント安心・信頼できる業者を選べるかどうかが、満足できるリフォームのカギになります。決して安くは無い工事費用を無駄にしないためにも、相手がどういう業者かを見極めるポイントを知っておくことが大切です。

【営業】
・塗装を必要としている部分がある程度明確ですか?いらない工事を迫られていませんか?
・その場での契約や強引な営業を受けていませんか?(特に訪問業者の場合)

【見積り】
・「どこに、どの材料を、どのように塗るか」などの工事内訳書は明確ですか?
・工事金額を高く偽り、その後極端に値引いたりしていませんか?

【打ち合せ・契約】
・あまりにも工期が短くないですか?
・やけに契約を急いでいませんか?

手抜き工事の例

壁塗装【塗りの工程を省略する】
下塗り、中塗りなどで塗りにくい箇所の工程を省略し、材料費や人件費を削減しています。
塗装の工程は3回塗りが基本となっていますが、2回目と3回目は同じ材料で同じ色を使うため本当に3回塗ったか見分けが付きません。これを利用して、上塗りの工程を省く業者もいますのでご注意ください。

【錆止めを省く】
上塗りを塗ってしまえば錆止めを塗ったか分からなくなるため、錆止めを省く業者もいます。
これも人件費と塗料代を削減するための非常識な業者の例です。

高圧洗浄【水洗いを省く】
水洗いをして付着しているほこりを洗い流すのは、塗料をしっかり密着させるための大切な工程ですが、この工程を省く業者もいます。
水洗いを行なうと乾くまで次の作業が出来なくなってしまうので業者は水洗いをすることを嫌います。
水洗いの手抜きがあると、2・3年もしないうちに塗膜剥離や塗膜の膨れなどの問題が起きてしまいます。

【古い塗膜をそのままにする】
古い塗料が密着していない場合、一度剥がさなければなりません。
その上から塗装しても密着していないので、すぐにめくれてしまうからです。
しかしこの作業は大変手間がかかるため、浮いてしまっている塗料をはがさずにそのまま塗装してしまう業者もいます。

【短すぎる工期】
塗装工事の手抜きで多いものの一つが工期の短縮です。
工事が早く終われば終わるほど、業者の利益になるからです。
一般的な塗装工事の場合、7日前後が標準的な工期ですから、異常に短い場合は見えないところで手抜きをしている可能性があります。

見積りの見方

見積書には、見慣れない建築の専門用語や表記の仕方が多くあります。分からないままにしておくと希望通りの仕上がりにならなかったり、トラブルの原因となったりします。全てを理解する必要はありませんが、注意すべきポイントは押さえておきましょう。あらかじめ用語を知っておけば、納得した上で安心して契約することができます。

見積書に出てくる塗装用語

【材工(ざいこう)】
材料代と施工人件費を合わせて、という意味です。例えば、塗装面積が少量で塗料代金を分けにくい場合などに表記します。

【人工(にんく)】
1日の一人当たりの施工手間代を意味しています。金額は業種や地域によって違います。
2人工とあれば、2人で1日かかる、1人でやると2日かかると言うことです。

【ヘヤークラック】
コンクリート、モルタル塗装面に生じ、最深部に達しない細かいひび割れのことです。
下塗り塗膜または素地に達している深いひび割れはクラックと呼ばれます。

【チョーキング(白亜化)】
塗膜表面に紫外線・温度・水などが長時間作用して樹脂分解や顔料変質を起こし、主として白色の劣化物が脱離して、表層に付着した状態になること。紫外線によって短時間でこの現象が発生するのは望ましくなく、樹脂や顔料の選択によって、ゆっくりと進行するように調整します。

【ケレン】
塗装工事では、さび落としや旧塗膜の除去など、工具を用いて下地調整することを言います。

【複層・単層】
●複層  下塗り・中塗り・上塗りと組成の異なった塗料を塗り重ねて仕上げた塗膜。
●単層  中塗り・上塗りまたは上塗りのみの工程のうち、同一材質で仕上げた塗膜。

【エマルションペイント】
エマルション樹脂を用いて製造された塗料。水で希釈でき、塗布後は水の発散によって固化し、表面にはほとんど光沢のない被膜を作ります。つや有りもあります。

【サイディング】
サイディングモルタルよりも耐火性に優れたパネル壁材の総称です。施工の手間がかからず工期が短いため、ハウスメーカーの標準仕様になりつつあります。最も一般的に使用されているのは窯業系サイディングボードです。
・窯業系サイディング・・・基材のセメントと繊維質材料を高温・高圧で成型したもので、色・柄などの パターンも豊富です。
・金属系サイディング・・・主原料はカラー鉄板やアルミニウム合金で、窯業系に比べて新築時より改装時に多く用いられるようです。

【モルタル】
モルタルとは、砂とセメントと水とを練り混ぜて作る建築資材のことです。砂利を入れるとコンクリートになります。施工しやすく、防火性能が高いので一般によく用いられます。コンクリートと比べると伸縮を起こしやすいため、構造材料として単独で用いられることはありません。モルタル壁は吸水乾燥を繰り返すことや振動などでクラック(ひび割れ)が入りやすく、放置しておくと雨水等が入り込み住まいを劣化させます。また吸水性が高いため北面などの日当たりが悪い場所ではカビが発生しやすく、早期に防水効果の高い塗料で塗り替える必要性が高い材料です。

【ALC】
「軽量気泡コンクリート」と呼ばれる、軽石のような見た目の建築材料です。表面には小さな泡のような穴がぎっしりと開いています。コンクリートに比べ断熱性が10倍で、耐火性に優れているため燃えにくく、ホルムアルデヒドといった有害物質を含んでいません。アスベストもゼロ、地震に強く、遮音性能もあるなど多機能な材料です。

【養生】
養生塗装工事における養生とはマスキングとも呼ばれ、塗装面以外の面に塗料がかからないように、テープやシートなどで覆うことを指します。